――屋根・小庇・笠木がそろって“ひとつの表情”になりました
設計当初、笠木は 既製品のアルミ製 を使う予定でした。 費用はおおよそ 3万円程度 を見込んでおりました。
しかし今回は、屋根工事で余った 立平の平たい部分 を使って笠木を自作しました。 笠木の前に施工する防水や唐草も、すべて余り材を活用しています。 結果的に、コストを抑えながら屋根全体の統一感を出すことができました。
■ 下地、防水、唐草、屋根材と続きます。
壁の天端は、下地の合板を張る前にも透湿防水シート、アスファルト防水シートで防水しています。
その上に施工しますので、二重に防水することになります。が、笠木を施工したことがあだになって、雨漏りするといけないので、慎重に進めました。
笠木の下地には 12mmの合板 を使用しています。 これは大工さんが「何かに使えるだろう」と置いていってくれた材料です。
この合板の上に防水シートを貼り、さらに唐草を廻しました。 唐草の施工では、いつも参考にしている 板金戦隊さんの動画 を再度確認しながら進めました。
板金戦隊さんの「唐草の壁止まり」解説動画(リンク)
壁止まりがあるため、排水には注意しています。 雨水が外壁の裏に回り込まないよう、唐草の立ち上がりと外壁との取り合いを丁寧に処理しました。

■ 笠木の施工
重ね代50mm・ブチルゴムテープ両面+シールで確実に防水しました
防水と唐草の施工が終わった後、笠木を取り付けました。 重ね代は 約50mm とし、 ブチルゴムテープ両面貼り+シーリング で防水性を確保しています。

壁止まり部には排水用の立ち上がりを設け、 ここでも板金戦隊さんの動画を参考にしました。
🎥 動画②:板金戦隊さんの「笠木の壁止まり」施工例(リンク)

■ 仕上がりのディテール
外壁のガルバが唐草の立下りの中に納まる構造になりました
今回の笠木施工では、 外壁のガルバリウム鋼板が唐草の立下りの中に納まるディテール になっています。

この納まりによって、 屋根・小庇・笠木の雰囲気が統一されました。
見た目にもすっきりしたのではないでしょうか?お安くできましたし、満足です。

