シャッター工事と、誠実な職人さん

――図面打ち合わせから、まさかの“やり直し”まで
屋根工事の合間に行われた シャッター工事。 ガレージ小屋の“顔”になる部分なので、ここは絶対に失敗できません。
まずは、施工2週間前の打ち合わせから始まりました。
■ 図面とイメージ写真をもとに、現場で事前打ち合わせ
施工前に、職人さんと現場でしっかり打ち合わせを行いました。
- 取り付け高さ
- 開口幅
- 床レベル
- 水返し用の10〜15mmの段差
- ガイドレールの納まり
- ボックス位置
- 水切り金物と防水シートとの取り合い
- 配線
特に レベル(高さ)と幅 は、私が強くこだわっている部分。 ここがズレると、使い勝手も大きく変わってしまいます。なるべく一杯一杯広くしたいのです。


職人さんにもその点をしっかり共有し、 「この寸法は絶対に守りたい」という意図を理解してもらいました。
打ち合わせの結果、 設計図どおりの施工が問題なくできる と分かり、一安心。

■ 迎えた施工日──天気も良く、作業は順調
施工日は雨も降らず、作業はテンポよく進んだ感じです。
- ガイドレールの取り付け
- ボックスの設置
- シャッター本体の吊り込み
- レベル調整
- 動作確認
電動シャッターが初めて動いた瞬間は、 正直ちょっと感動してしまいました。
■ 職人さんの一言「やり直します。」
片付けも終わり、 「いや〜良かったですね」と話していたその時。
職人さんが静かに言った。
「やり直します。」
一瞬、意味が分からなかった。
「え?今、完璧に終わったんじゃないの?」 「動作も問題ないし、見た目も綺麗だし…?」
頭の中は「?」だらけ。
■ 理由は“スラットの傷”──自分は気づかなかった
職人さんが指差した先を見ると、 シャッターのスラット(羽根)に 細かい傷がいくつも ついていました。
自分は全く気づかなかった。 というのも、
- 施工が順調に終わった達成感
- 電動シャッターの動きに感動
- 全体として綺麗に見える仕上がり
この3つで完全にテンションが上がっていたからです。
しかし、よく見ると確かに傷があります。


■ 「新車買ってボディが傷だらけなのと同じです」
職人さんはこう説明してくれました。
「新車買って、ボディが傷だらけなのと同じです。 最近こういうこともあるんです…。」
確かに、そう言われると納得するしかないです。
さらに、
「製造過程で注意すれば防げる、出荷前の検査で気づけるのに、、、」
■ スラット交換は2時間で終わるが、廃棄が勿体ない
スラット交換自体は 2時間もあれば十分 とのこと。
ただ、問題はそこではなく、 新品のスラットを丸ごと廃棄することになる という点。
自分としては、
「いくらか減額してくれればいいんだけど…」
と思いましたが、 メーカーは 減額対応はしない らしい。
結局、職人さんの提案で 交換することに決定。
確かに、傷だらけのまま使うのは気分が下がります。

■ シャッター本体は住宅用を流用したものだが、しっかりしている
今回のシャッターは、住宅の窓用シャッターをガレージ用に流用した製品。
とはいえ、
- 剛性
- 動作音
- ボックスの作り
- ガイドレールの精度
どれも十分しっかりしています。
特に決め手になったのは、
シャッターケースが200mm未満のコンパクト設計だったこと。
道路境界が近い我が家では、 この条件を満たす製品はほぼ“一択”でした。
■ 電動シャッターの具合は最高。これは便利に違いない
動作はとてもスムーズで、 「これは便利だ」と確信。
ガレージ小屋の使い勝手が一気に上がる瞬間でした。
■ 後日の交換工事はあっという間に終了
後日、職人さんが再訪してスラット交換。
- 古いスラットを外す
- 新品を吊り込む
- 動作確認
- サインして終了
本当にあっという間でした。
■ 誠実な職人さんに助けられた工事だった
今回のシャッター工事は、 誠実な職人さんに助けられた現場でした。
- 傷を見逃さない
- 妥協しない
- こちらの気持ちを汲んでくれる
- 交換を提案してくれる
- 作業も丁寧
“新品として納める以上、これはダメです” この一言に、プロの矜持を感じました。
■ 次回予告
次回は、屋根工事の続き。 片棟押さえの加工、小庇の施工 など、 屋根工事の“後半の予定です。

