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【ガレージ小屋番外編①】【第5話】外壁が塞がる前に——エアコンスリーブと外壁準備工事

ガレージ小屋編 The Garage Shed Chapter

駐車場の増築工事が始まる前に、どうしても片付けておかなければならない作業がありました。
それが、外壁まわりの整理とエアコンのスリーブ工事です。

もともとがこんな状態でした。左の白いのはエアコンのスリムダクトという配管カバー、窓の左側の黒いのが電気メーターそれにつながっている配線と、後は、電話線やケーブルテレビなどの線がありました。

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増築後は外壁の一部が完全に塞がれてしまい、二度と触れなくなります。
つまり、今やらないと一生できない工事
今回は、その中でも特に緊張した「スリーブ工事」の記録です。

① 既存エアコンのスリーブは「封印」する

増築後に二度と触れなくなるのは、既存のエアコン用スリーブです。

エアコンを撤去したタイミングで、
あらかじめ購入しておいたキャップを取り付け、
周囲をコーキングして封印しました。

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キャップはこれを使用しました。30cmほどの結束バンドついていて、これで内側から引っ張って留めるだけです。


増築後は完全にアクセスできなくなるため、
ここは最初に片付けておくべき作業でした。

② 新しいエアコン用スリーブ工事(自分で施工)

新しいエアコンは量販店で購入しましたが、
スリーブ工事(壁に穴を開ける作業)は自分で行いました。
業者に頼むとアスベスト対応などで、形式的にも費用が跳ね上がるためです。

以下、その手順をまとめます。

②-1 位置決め:説明書をダウンロードして確認

まずは、エアコンの取り付け説明書をダウンロードし、

  • 室内機の取り付け位置
  • スリーブ(配管穴)の位置
    を確認しました。

エアコンは「どこでも良い」わけではなく、
本体とスリーブの位置関係が決まっているため、ここが最初の重要ポイントです。

②-2 壁の中の“筋交い”を確認する

次に、既存の壁の中に筋交いが入っているかどうかを、確認申請図でチェックしました。

筋交いに穴を開けることはできませんし、
ましてや柱に穴を開けることも絶対できません。

そこで、図面を見ながら、
**「穴を開けても良い位置」**を慎重に探しました。

CADを使うほどではありませんが、
簡単なスケッチで位置を割り出して、
こんなイメージで検討しました。

青いX状のものが筋交いです。穴の位置が結構微妙なところなので、開けるにしても注意しながら開けていくことになります。予想と違うこともありますので。

②-3 実際の壁にマーキングする

図面上で位置が決まったら、
次は実際の壁にその位置を写し取ります。

マスキングテープを貼り、
中心点やスリーブの直径を分かるようにマーキングしました。

②-4 下穴 → ホールソーで本穴を開ける
穴あけは、次の手順で行いました。

  1. まずドリルで中心に小さな穴を開け、外壁まで貫通させる。
    → これで「貫通位置」が正しいか確認できます。
  2. その後、ホールソーで本番の穴を開ける。
    → 一気に開けず、様子を見ながら慎重に進めました。
    切り屑が飛び散るので、
    ペットボトルを加工して“切り屑キャッチャー”にしました。
    もともと、ホールソー用の切り粉カップというものが売っていますが、これをイメージして作りました。

ホールソーはこれを買いました。65mmのタイプです。


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②-5 スリーブを挿入し、外側にキャップを取り付ける

穴が開いたら、樹脂製のスリーブを挿入します。

外壁側は、
スリーブを1cmほど外に出しておく
ことで、後からコーキングしやすくしました。

最後に外側にキャップを取り付けて、スリーブ工事は完了です。キャップは、①で紹介したキャップを最初、こちらに付けておいて、エアコンの取り付け工事の際に、外して業者さんに渡して使ってもらいました。

こうして、外壁が塞がる前に最低限やっておくべき“穴あけ仕事”が終わりました。
増築工事はまだ始まっていませんが、すでに大仕事を終えたような気分です。

次回は、外壁に集中していた電気メーターと電話線の整理について書きます。
これがまた、思った以上に複雑で、でも意外とスムーズに進んだ作業でした。

次回:【ガレージ小屋番外編②】【第6話】電気メーター移設と電話線撤去——設備整理の裏側